白無垢は花嫁の代表的な衣装です。
花嫁というとウエディングドレス姿を想像しがちですよね。
しかし、和式での結婚式であれば、古来から白無垢が着用されていました。
この白無垢ですが、室町時代に始まった礼装で、日本における伝統的な和装ともいえます。
だから、白無垢を着た花嫁に憧れる女子も少なくありません。
ところで、この白無垢に代表される白色は花嫁の清廉潔癖を表す色です。そのため、神の前に結婚の誓いを約束するのに白色が採用されているともいえます。
白無垢を着用する際の髪型は文金高島田と言われる結い方です。そして、四季になると角隠しや綿帽子を着用することで、神を覆います。そして、手には金色や銀色の扇子を持つようにします。
さらに、草履や着用する小物については衣装と同じく白色の物を着用します。
また、白無垢の着物自体は真っ白だと思いがちですが、実は華麗な刺しゅうが施されています。
近くで見ると鳳凰などのめでたい柄が刺しゅうされているのを見ることができます。
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2022/11/24 更新